どんぐりのブログ!

見て下さり、ありがとうございます。小4の時の誕生日プレゼントは全国道路地図でした。

駅弁の思い出 吉野口駅

今週のお題「お弁当」

 

こんにちは!どんぐりです。

 

実は僕、1か月ほど前に大回りに行きました。大回りというのは、大都市だけ使えるどのルートを使っても結果的に切符の目的の駅に行けばその駅までの運賃でいいよっていうシステムを使って、電車に乗りまくることです。詳しくはこちら

これで、朝4時に起き、大阪から和歌山、奈良、三重、滋賀、京都を経由する長旅に出ました。電車の旅はいいですね。大都市といっても和歌山線関西本線は単線ローカルみたいな感じでとてものどかでした。普段、大阪に住んでいる僕にとって田舎の鉄道というのは新鮮ですね。

 

さて、お題のお弁当ですが、ここまできたらわかりますよね。

駅弁です!

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旅の途中で食べるお弁当はとてもおいしいですよね。

せっかくの大回り、昼ご飯は駅弁にしてみました。

 

和歌山、米原、京都…。駅弁を売っている駅はたくさんあります。そんな中、僕が駅弁を買った駅は、、、

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Wikipediaより。

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吉野口駅!!

正直皆さんに置かれましては「どこだよ」の一言だと思います。これといって有名ではなくみどりの窓口もなく吉野の桜が近くにあるわけでもないですからね。ですが、こんなド田舎の駅に、駅弁が売っているのです…。奈良県の駅です。

実はこの吉野口駅奈良県では唯一の駅弁販売駅。数ある奈良県の駅の中でも、駅弁はこの駅でしか買えません。
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見てお分かりの通り、完全に田舎。こんな駅に駅弁が売ってるなんて思いません。僕も、最初知ったとき、ビックリしました。普通に。

もちろん田舎なので電車の本数は少なく、1時間1本。120円でこの駅に来てる僕は、改札を出れない田舎の駅で1時間待つのは嫌です。それに、大回りは電車が止まるとそこで終了。後々のことを考えると少しでも進んでおきたい。でも、駅弁を食べたい、、、

そこで、時刻表を見たら、チャンスがあったのです。
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9時26分の電車に乗れば、ロスは30分だけ・・・!

これはチャンスですよね!後々のことも考えると、この電車に乗らないとかなり遅れをとってしまいます。この駅弁のために僕は休日に朝4時半に起きました。和歌山駅では接続も良く、この電車に乗ることが出来たのです!

 

実は僕にはもうひとつ心配がありました。吉野口駅に駅弁があることを前日に知った僕は予約もなにもせず向かったのです。ネットを見ると「予約しておいたら、確実に買えるのでおすすめ」の嵐。駅構内で買えなくても、駅をでてすぐに本店があるのでそこで買えるのですが、大回りでは改札を出れません・・・。


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そんなドキドキワクワクしている僕を乗せて、電車は吉野口駅に到着しました。柿の葉寿司と鮎ずし、きぬ巻時雨寿司が売っているのですが、僕の目当ては鮎ずしです。

 

僕「うおーーー!!!!」


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売店に行くと、おばさんがいました。

 

僕「すみません…」

店「はい」

僕「鮎ずしありますか?」

店「鮎ずしは今はないねぇ…。柿の葉寿司ならあるけど」

僕「(なかったかぁ)じゃあ柿の葉寿...」

店「ちょっと待ってね。本店の方にないか確かめます。なかったらもうないけど、あったら取りに行くので」

僕「すみません、ありがとうございます」

 

~3分後~

 

店「本店にはあるみたいやから、今から取りに行きます。電車は大丈夫やね?」

僕「大丈夫です!ありがとうございます!!!」

 

こうして僕は親切なおばさんのおかげで鮎ずしをゲット出来ました!

 

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駅弁マークもちゃんと付いてます。

こちらが、吉野口駅で駅弁を販売されている柳屋さんの鮎ずしです!120円でここまで来てGETしちゃいました。なんか罰当たりそうですね。

実はこの吉野口駅、いろいろな面ですごく全国的に珍しい駅なんです。例えば、最初の駅の写真。「吉野口」と書かれた駅名標ですが、これ、緑の番号がついてますよね。代わりにJRのマークがありません。これはどういう事かというと、実はこの駅名標近鉄のものなんです!この駅にはJRの他に近鉄も乗り入れていて、改札内で乗り換えができるという関西では特に珍しい駅なんです。
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また、みどりの窓口がないのに駅弁を売っているというのも非常に珍しいことなんですね。基本的にこの駅はJR西日本の管理なんですが、近鉄の社員も何人かいるみたいで、会社の垣根を超えた珍しい光景が見れます。
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僕は前にも一回訪れたことがあってこのときは改札からも出たのですが、雰囲気のよい駅舎でした。近鉄駅名標も、ナンバリングがされていない時だったのでほぼJRのものと同じでした。ちなみにこの駅、近鉄ではICOCAが使えるのですがJR西日本では使えません。なんでだよ。

なんかもう、いろいろ珍しい駅ですね。

で、食べるんですけど、なんせぼくはとてつもなく食べるのが遅いという欠点がありまして、あと15分でくる電車に間に合うかといったら微妙なところです。それにやっぱりね、せっかくの駅弁、電車の中で食べたいじゃないですか!!!

思いません?走る電車の中で食べたいですよね?ね?
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…とはいえ、和歌山線105系はオールロングシート。さすがに弁当は食べられません。とりあえず、次の関西本線セミクロスシートのキハ120が来るのを祈りましょう。

関係ないですが、乗った電車はクーラーはついていなくて、扇風機がまわっていました。風が心地よかったです。こういうのも、田舎の鉄道ならでは。


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ロングシートでしたよ!

しかも席取れなかったし。もう。あとこれ降りたときの写真だし。

 

というわけで、僕は必然的に、草津線113系のボックス席で少し遅めのお昼ごはんとなりました。
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ボックス席っていい感じですよね。
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うっひょ~~~~~~!!

最高ですね、ほんま。120円でここまで来たかいがありましたよ。もちろんのこと、味はめちゃ旨かった。また来たいね。

また来たいね、と言っていたのですが、後日、Twitterにて、このような情報を見つけました。

「のりかえ改札機」にて和歌山駅までの運賃を確認いたしますので、金額が不足している場合は乗り越し精算をしていただく必要があります。

 おそらく「大回りです」と伝えれば通してくれそうな気がしますが、確証はないです。もしかすると、来年春以降、和歌山に大回りに行けなくなるかもしれません。

駅弁を食べに吉野口駅に行くならお早めに。皆さんは予約をしてから行きましょう。柿の葉寿司やきぬ巻時雨寿司もあるのでそちらも是非。それでは。

株式会社柳屋